写真で何が残せるだろうか?

「もし、自分が死んでも、仕事を優先しなさい。」

おじいちゃんが、そう言ってたから、北海道に帰るのは、仕事の後でいいよ。

と母から、101歳の祖父の訃報を聞きました。

代えの効かない花の仕事と撮影の仕事が入ってたけど、とは言っても、仕事を全てキャンセルさせてもらって、葬儀に行くか行かないか、迷ってました。

当日の直行便では葬儀に間に合わないので、前日夕方の成田経由で飛ぶ便を携帯電話で検索すると祝日なので、満席。

その時、携帯にメッセージが入り、21日の撮影依頼を新たに頂いた。

 

「仕事を頑張れってことだな。」とそのサインを自分なりに理解しました。

 

2011年の震災以降、一年に一回は家族の顔を見に行こうと決めて、毎年、里帰りをするようになりました。

帰省の際、帰り際、いつも思っていたことは、

100に近い祖父に会えるは、これが最後になるかもしれない。

そんな気持ちで、昨年の弾丸ツアーでの帰省時に、祖父のいるケアハウスに夕方訪れて、寝ている祖父を無理やり起こして、家族みんなで写真を撮りました。

その時の一コマがこの写真です。あの時、会えて良かったと心から思います。

そして、僕にとってはこの写真が宝物になりました。

 

 

HANATABAの写真館の活動を始めて、写真で何が残せるだろうか?

と考えることがあります。

 

誰かの、こういう宝物が撮れたら良いなあと感じました。